八幡神社は常福寺の隣にある歴史のある神社です。
ご祭神は応神天皇、仲哀天皇、神功皇后。
由緒については神社の看板に次のように説明されていました。
「兵庫県神社誌」に「応神天皇の車が、播磨国神崎郡に行幸あらせられた時、的部里(いくはべのさと)錬金山を経て当社鎮座地に御駐車の事あり」とあり、その跡に応神天皇を祀ったと伝える。
応神天皇が神崎郡に行幸されたときに、この地でご休憩されたということのようです。応神天皇は神崎郡のどこに行くつもりだったのでしょうか。神埼の名の由来となった建石敷命(たけいわしきのみこと)が降り立った神前山(二之宮神社)だったかもしれません。
木立の向こうに社殿があります。
石灯籠は石灯籠は寛政十年、天保七年の建立でした。
手洗石は寛政三年(1791)の建立です。扇型にくりぬかれていて、珍しい形だそうです。
絵馬が飾られています。右側の絵は安政二年(1855)に奉納されたものでした。
安政二年(1855)は安政江戸地震があり、安政五年(1858)には安政の大獄が起こりました。
そんな時代の絵が飾られているのはすごいと思いました。