厚利・山王神社

安国寺までサイクリングの途中に、変わった鳥居を見つけました。
明神鳥居の上に破風形の合掌造りを載せた構造で山王鳥居と言うそうです。
この鳥居は大正五年(1916)に建立されました。

鳥居をくぐり、参道を走っていくと神社に到着します。

神社の名前は山王神社。
鎌倉時代に創建されたと伝えられています。
主祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)。合祀神は大己貴命(おおなむちのみこと)のほか2神。

本殿は元禄二年(1689)に再建された建物です。
この本殿の構造も珍しいと思います。
普通、神様を拝む場所は本殿中央にありますが、この山王神社は神輿を納める場所が本殿中央部にあり、神様をお祀りする拝殿が左右に分かれて配置されています。

明治二十二年の奉納された絵馬には盛大な祭礼の模様が描かれていました。

鳥居の形を調べてみると、大別すると形が直線的な神明鳥居系と反りが入っていたりして装飾性が強い明神鳥居系に分かれるようです。
神明系では神明鳥居、靖国神社の靖国鳥居、鹿島神社の鹿島鳥居、伊勢神社の伊勢鳥居などがあります。明神系では明神鳥居、八幡神社の八幡鳥居、春日神社の春日鳥居、住吉神社の住吉鳥居などです。神社ごとに少しずつオリジナリティがあるようです。