北平野・天満神社

北平野天満神社は広嶺山のふもと、廣峯神社の裏参道の登り口にご鎮座されています。
陸上自衛隊基地横の道を広峰山の方へ上がっていきます。

天満神社に近づくと地蔵堂が現れます。長寿をかなえ、認知症を防止する効果があるお地蔵堂です。

地蔵堂

続いて荒神社、行者堂、若宮です。

荒神社
行者堂
若宮

若宮を越えると、すぐに天満神社に到着です。

天満神社のご祭神は菅原道真公。
資料が残っていないということで、創建年等はわかっていません。

兵庫県神社庁姫路支部編著の『姫路の神社』によると、大正7年に発行された廣峯忠胤氏が著した「廣峯牛頭天王」では白国神社、織居神社、大年神社とともに山麓にある廣峯神社の摂社、末社であったとされ、明治維新前、社号は天神社、祭神は廣峯天神であったと記載されています。

拝殿内にはたくさんの絵馬が奉納されていました。
明治時代に奉納されたものが多いようでした。

天満神社脇の道を登っていくと山頂の廣峯神社まで30分もあれば登っていけます。昔は廣峯神社におまいりする人が立ち寄ったりして栄えたのではないかと思いました。