妻恋神社

東京湯島にある妻恋神社におまいりしました。

日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征したおり、東京湾で暴風雨にあい、船が沈みそうになった。 そのとき、日本武尊の妻、弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)が海を鎮めるため、海に身を投じた。 すると、風がやみ、船は無事に千葉に着いた。
東国を平定した日本武尊。 大和への帰りに「吾妻はや」と弟橘媛を追慕した。

御祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)、日本武尊、弟橘媛命です。
神社の創建は4世紀頃とされています。
日本武尊と弟橘媛命の物語から、妻恋神社は縁結び、恋愛成就のパワースポットだそうです。

社殿

境内には妻恋稲荷が鎮座されています。
江戸時代には妻恋稲荷大明神と呼ばれ、北区にある王子稲荷(王子神社)と並んで多くの参詣者を集めたそうです。

妻恋稲荷

近くにある神田明神と比べると静かな神社ですが、日本武尊と弟橘媛命のドラマチックな伝説を持つ神社でした。