福山・阿伏兎観音

福山市沼隈半島の南端、阿伏兎岬の断崖に建つ阿伏兎観音に行きました。
鞆の浦からサイクリングしましたが、距離は約5キロメートル。途中、山越えがあって登坂はつらかったけれど、30分もかからず到着しました。
このあたりには旅館もあって、瀬戸内海で採れたおいしい魚料理を味わえるそうです。

旅館から少し進むと阿伏兎観音こと磐台寺です。

拝観料(100円!)を支払い中に入ります。

境内にある説明板によると、磐台寺が開かれたのは暦応年間(1338〜1342)。その後衰退していたが元亀年間(1570〜1573)に毛利輝元によって再建された、とありました。
別の説明板には、寛和のころ(986)花山法皇が海上を往来する船の安全を祈願して岬に十一面観音像を安置したのが観音堂の開基である、ともありました。

客殿にお参りしてから岬の先端、断崖に建つ観音堂に向かいました。

観音堂の周りは回廊になっています。手すりが低くて落下しないかと怖いです。

そして観音堂にはたくさんのおっぱい絵馬が奉納されていました。
出産や子育てが無事に進んでいけばいいですね。

最後に、観音堂から先にある足摺さんと呼ばれる石塔まで行ってみました。

石塔の中には小さな石仏がおられました。

ここから見ると観音堂は断崖の上に建てられているのがよくわかります。

観音堂から見る瀬戸内海はとてもきれいでした。