ネモフィラが満開のひたち海浜公園へ行ってきました。 まず抱いた感想は、「広い!」の一言に尽きます。
ネモフィラが咲く「みはらしの丘」に近い駐車場から園内へ。最初に目に飛び込んできたのは、広大な緑地でした。ひたち海浜公園の面積は215ヘクタール、東京ドーム46個分もの広さだそうです。

駐車場からみはらしの丘までは約500メートル。歩くだけでなく、レンタサイクルを借りて移動したり、公園を40分かけて一周するシーサイドトレインに乗ったりすることもできます。

「今日は一体何歩になるんだろう?」と考えながら歩いていくと、前方に青い山が見えてきました。「みはらしの丘」です。
てっぺんまでネモフィラの青一色で、標高58メートルの頂上を目指して登る人々が数珠つなぎになっていました。

ちなみに、みはらしの丘はひたちなか市で最も高い場所なのだとか。この低い丘が一番高いとは、ひたちなか市には山がないのですね。
さらに驚くことに、ひたち海浜公園の場所は、戦前は日本軍の水戸東飛行場として使われ、戦後はアメリカ軍の射撃場として使われていたそうです。昭和48年に日本へ返還された後、平成3年(1991年)に「国営ひたち海浜公園」として開園しました。みはらしの丘は、公園建設の残土で作られた人工の山だったのです。
それにしても、一面に広がるネモフィラは圧巻の一言。ウェディングフォトを撮影しているカップルもいて、彼らにとっても一生の楽しい思い出になればいいなと思いました。

公園内はネモフィラだけではありません。
茅葺き屋根の前に咲く一面の黄色い菜の花は美しい。

色とりどりのチューリップもきれいに咲き誇っていました。

たくさん歩いて疲れましたが、美しい花々に癒やされた一日でした。