大阪・関西万博

地下鉄で夢洲駅(ゆめしまえき)に着いたのは10時前。 すでに万博に向かう人で混雑していました。

10時の開場とともに入場すると、まず目を引いたのは大屋根リング。 ミャクミャクもいます。

パビリオンの事前予約が取れていなかったので、当日予約ブースへ直行しました。 開場直後だったおかげか、それほど混んでおらず、午後の日本館が予約できました。

人気のイタリア館に入りたかったので、 西ゲートの近くのイタリア館へ向かいました。しかし、 大屋根リングの下には入場を待つ人の長蛇の列。係の人に尋ねると「3〜4時間待ち」 とのこと。さすがに 朝からそこまで待つ気にならなくて諦めました。

すぐに入れそうなところということで、見つけたのがフランス館でした。
30分ほどの待ち時間で入館。ルイ・ヴィトンのトランクやシャネルのドレスが展示された、フランスらしいおしゃれな展示でした。

大屋根リングにも上がってみました。
1周は約2キロという巨大な大屋根リング。
ここから会場を一望でき、リングの中にたくさんのパビリオンがあるのがよくわかります。リングを支える骨組みも迫力があります。

続いて、大阪ヘルスケアパビリオンに入りました。寝屋川の小学生が遠足で来ていて、熱心に見ていました。
ここではiPS細胞で作られた心臓の細胞や人間洗濯機が展示されています。
小学生と説明係のやり取りがおもしろい。
今日、iPS細胞を見た小学生の中から、山中先生のようにノーベル賞を取るような子が出るかもしれません。なんといっても子供は日本の未来です。

日本館では藻や菌を使って資源を生み出すという展示がされていました。
今日見た中では一番未来を感じる展示でした。

最後に、やはりイタリア館を見たいということで、入館待ちの行列に並びました。朝より行列は短いが、それでも2時間は待ちました。時折、列は進むものの、待つのも疲れます。折り畳みの椅子を持ってきてよかったと思いました。

イタリア館ではミケランジェロの彫刻、レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿など、 イタリアの文化を感じました。
日本の像とは違う彫刻の大理石の白さが印象的でした。

閉場の時間が迫り、水上ショーを見ながら東ゲートに向かいます。空には無数のドローンが飛び、編隊ショーを見せてくれました。
今日の歩数は3万歩。 疲れて足が痛みます。

大阪ヘルスケアパビリオン、日本館、イタリア館も良かったですが、最も印象に残ったのは大屋根リングでした。
木の骨組みとそのスケールの大きさに圧倒的な非日常感を感じました。

前評判ではいろいろ言われた万博ですが、行ってみるととても楽しくて、もう一度行ってみたいと思いました。