沼津港・展望水門びゅうお

沼津港に展望水門「びゅうお」という大きな水門があります。
地震による津波から沼津港を守るために作られました。

「津波をシャットアウトする扉体(ひたい)は、幅40メートル、高さ9.3メートル、重量は406トンと日本最大級」ということです。扉体(ひたい)とは、津波などの流入を防ぐために水門に設置された可動式の扉のことです。

今年の7月に発生したカムチャツカ地震のとき、扉体が降ろされ水門は閉じられました。

普段、扉体は海上高く上げられているのですね。
建物の一部に見えるほど大きな扉体が上下するなんてと思います。

扉体は幅や高さだけでなく、非常に分厚くて迫力があります。

そして、406トンの扉体を上下させるウインチとそれに巻きつけられているロープの太さにも驚きを感じました。

「びゅうお」の展望室(高さ30メートル)には深海魚が立体的に見える写真スポットがあったりして楽しく過ごせました。
駿河湾は水深約2,500メートルという日本で最も深い湾で、日本に生息する魚類の4割、1,000種以上が確認されています。タカアシガニやトロボッチなどの深海魚が獲れることから、「びゅうお」では深海魚がアピールされているようです。

沼津港は年間3万トンを超える漁獲高がある大きな漁港です。
訪れた日は平日でしたが、たくさんの観光客でにぎわっていました。
海鮮丼をいただきました。鮮度もよくボリュームたっぷりで満腹になりました。