清盛七弁天・恵林寺と済鱗寺

平清盛は安芸の厳島神社を勧請し、大輪田泊の築港工事の完成と将来の繁栄を祈願して七つの弁財天をお祀りしました。
これを起源として、九つの神社とお寺を巡る「清盛七弁天」が設定されています。

今回は神戸市兵庫区兵庫町にある、済鱗寺(さいりんじ)と恵林寺(けいりんじ)を訪問しました。

恵林寺

恵林寺は運動弁天とされています。
貞和2年(1346年)に創建された臨済宗のお寺です。
兵庫津七弁天(清盛七弁天)の北の端に位置し、高波などの災害から経が島を守る役割を持っていたことから「波除(なみよけ)の弁天」と呼ばれます。
福原西国三十三ヶ所の第二十八番札所でもあります。

清盛七弁天の看板に、なぜ運動弁天なのかという疑問への答えが記されていました。

スポーツマンにとって「調子に波がある」のは禁物。いつもベストプレーができるようお参りしては。

「波を抑える」を「スランプ(波)をなくす」にかけるとは。
確かに、アスリートならずとも、いつもベストプレーをしたいですものね。

済鱗寺

続いて済鱗寺(さいりんじ)を訪問しました。
恵林寺と済鱗寺は同じ町内にあり、目と鼻の先にあります。

こちらは勉強弁天とされています。
清盛七弁天の看板には次のように紹介されています。

もとは「西蓮寺」という名前だったが、海から現れた阿弥陀如来を本尊とし、魚類を供養していたことから「済鱗寺」と呼ばれるように。
「まぶたがない⇒寝ない」魚にあやかって、お参りすれば寝ずに勉強に励むようになれるかも。

寝ずに勉強とは、厳しいですね。
受験生がお参りすれば、眠気に打ち勝つ集中力を授かるかもしれませんね。