鹿児島県知覧にある知覧特攻平和会館 を訪問しました。
大学生の頃、一度来たことがあり、数十年ぶりの2度目の訪問です。

以前来たときより、建物もきれいになっているような気がしました。
中に入ると海から引き上げられた零戦が展示されていました。
たった一人で操縦桿を握って、敵が待つ戦場に向かって飛んでいったのですね。

いろいろな展示、語り部による解説などがあり、投稿対のことを深く知ることができます。
それにしても、特攻隊で出撃した方々の若さが痛々しい。
敷地内には三角兵舎の寝床が再現されています。ここで車座になって若者同士で話し合いをしたのでしょう。

この攻撃が日本を、自分の身近な人たちを救うと信じて死んでいった若者たち。
特攻攻撃の戦死者数
- 海軍航空特攻 2,531人
- 陸軍航空特攻 1,417人
- 海軍水上・水中特攻 1,895名
- 合計 5,853人
年齢別にすると 10代が30〜40%、20代前半が50〜60%、20代後半以上が10%以下ということです。
むごいデータですね。
記念館で上映されていたビデオには、向かってくる飛行機に対して、雨あられのように浴びせられる銃弾が映し出されていました。 この弾幕をかいくぐって、敵艦に突入できたのはほとんどなかったのではないでしょうか。
特攻にでた彼らが書いた遺書が展示されています。
内容はいろいろです。非常に冷静に状況を分析している人もおられます。
「カミカゼ」や「特攻」という言葉で、命を投げ出した兵士の勇敢さが強調されますが、実際には「死を強要された」のではないかと感じます。
終戦の翌日に若者を連れて特攻した将軍もいます。1人で行けばよかったのに。
こんなことが2度とあってはいけません。
彼らが生きていたら、もっと豊かな日本が築けた可能性もあります。
数十年前、学生の頃に訪れたときに比べて、今回は展示を冷静に見ることができました。年をとったために感受性が衰えたのか、それともこういう話に慣れてしまったのか。
勇ましい号令が発せられたとき、空気に流されず、冷静に考えられることが重要ですね。



















