吉祥寺の駅から井の頭公園をぶらぶら歩いて三鷹の森ジブリ美術館に行きました。
5月の気持ちの良い快晴の日で、井の頭公園では大勢の人が散歩をしたり、ピクニックをしていたり、思い思いに楽しんでいました。

池にはたくさんのスワンボートが浮かんでいました。
この池には約100台のボートがあり、そのうちの30台がスワンボートとのことです。
聞くところによると、『井の頭公園のスワンボートに乗ったカップルは別れる』という都市伝説があります。カップルで仲良くボートに乗っていると、井の頭池に住まう弁財天が嫉妬して、焼きもちを焼いてしまうからだそうです。
なんとも恐ろしい。
しかし、30台あるスワンボートの中に1台だけ「まゆげ」が描かれた男の子のスワンボートがあり、これに乗れると別れずにすむそうです。
ボート乗り場には列ができていたので、「まゆげのスワン」を指定することはできません。
スワンに乗っても別れずにすむかどうか。都市伝説なんか気にしないでチャレンジしたカップルは多数いたことでしょう。

井の頭弁天堂にもお参りの人がたくさんいました。
朱色のお堂がきれいです。
井の頭弁天堂の本坊は、少し南に位置する大盛寺(だいせいじ)です。
大盛寺は平安時代の天慶年間(938〜947年)に創建されたという長い歴史を持っています。
本尊の弁財天像は天台宗の祖・最澄によって作られたと伝えられています。
井の頭池の豊富な水と大盛寺の存在が合わさって、弁財天の伝説ができていったのですね。
でも、スワンボートに乗ったがゆえに、別れてしまった恋人たちはかわいそうです。

ジブリ美術館を目指し、美しい公園内を先に進むと三鷹の森ジブリ美術館に到着です。

入口には行列ができていましたが、入場は日時指定の完全予約制ということもあり、それほど待つことなくスムーズに入館できました。

当日は『山脇百合子の仕事部屋』展が開催されていました。
山脇百合子さんは中川李枝子さんとの『ぐりとぐら』の共作者です。中川さんが文章、山脇さんが絵を担当されました。
展示では、山脇百合子さんが絵を描いて世に出るまでのいきさつ、数々のスケッチや手紙を通して、その後のご活躍が詳しく紹介されていました。
素晴らしい生き方をされたのだと、感心させられました。
再現された仕事部屋は「ぐちゃぐちゃ」状態です。いろんな物が置かれている混沌の中から、あの温かい創造力が湧き出たのでしょう。
館内の撮影は禁止でしたが、屋上の「ロボット兵」は撮影できます。ここが一番の写真スポットになっていました。

館内では短編アニメーションの上映やアニメーションに関わる展示などがあって、楽しむことができました。
そして、「山脇百合子さんのように絵が描けたなら、どんなに楽しいだろうか」と思わずにおられませんでした。



















