神戸市東灘区御影にある弓弦羽(ゆずるは)神社にお参りしました。
創建は嘉祥2年(849年)という古い神社です。

鳥居をくぐると、目に入るのは樹齢350年を誇る神戸最大のムクノキです。樹勢は今も盛んで、今後も成長が期待されています。
都会の中にありながら、こんなに大きな木が生えているとは、神域として守られてきたことを示しています。

拝殿と本殿はどちらも美しく輝いていました。令和元年の「御鎮座1170年の奉祝事業」によって改修されたそうです。

ご祭神は伊邪奈美尊(いざなみのみこと)、速玉男命(はやたまのおのみこと)、事解男命(ことさかおのみこと)です。
社伝では「神功皇后が三韓征伐から帰還の途中、忍熊王(おしくまのみこ)が兵を挙げたことを知ったときに、皇后自ら当地で弓矢甲冑を納めて熊野大神に御祈念したところ、戦いに勝利した」と伝えられています。

神社のシンボルは熊野ゆかりの八咫烏(やたがらす)です。この八咫烏は、日本サッカー協会のシンボルマーク(エンブレム)としても知られています。
境内には「御影石のサッカーボール」があり、ヴィッセル神戸とINAC神戸レオネッサの玉垣で囲まれています。
もともと神戸・阪神間はサッカーが盛んな地域です。
全国高校サッカーでの兵庫県勢の記録を調べると、1917年の第1回大会から第9回大会までは9連覇し、1946年の第25回大会までに17回も優勝するという驚異的な成績を残しています。近年では2010年に滝川第二高校が優勝しました。
地元のチームであるヴィッセル神戸やINAC神戸が強いのは、八咫烏パワーのおかげかもしれません。

また、弓弦羽神社は「羽生結弦選手ファンの聖地」としても知られています。絵馬掛けには羽生選手を応援する絵馬がたくさんありました。2022年にプロに転向して4年たちますが、まだまだファンはたくさんおられます。すごいですね。

古い歴史とさまざまなエピソードに彩られた弓弦羽神社ですが、境内は静かで清々しさを感じます。
都会の中で、別世界の素敵な空間でした。



















