世界最大級の墳墓、仁徳天皇陵を見学しました。
大きすぎて、全体像は全く分かりません。ショベルカーやブルドーザーといった重機がない時代に、人力だけでこれほど大きなものを造ったことは驚異的です。そして、こういう形にしようと、デザイン・設計した人物がいたことも本当にすごいことです。

仁徳天皇陵のデータ
- 墳丘の全長:486m
- 後円部の直径:249m
- 前方部の幅:307m
- 周濠部を含めた南北の長さ:840m
- 東西の長さ:654m
- 周囲の距離:2,718m
- 面積:461,124m²
周濠はちょっとした川のようです。とにかくスケールが大きすぎます。

履中天皇陵
約1km南には履中(りちゅう)天皇陵(ミサンザイ古墳)があります。
第17代履中天皇の陵で、仁徳天皇陵、応神天皇陵に次ぐ日本第3位の大きさを誇ります。

履中天皇陵のデータ
- 墳丘長:365m
- 後円部の直径:205m
- 後円部の高さ:28m
- 前方部の幅:235m
- 前方部の高さ:25m
この陵も途方もなく大きいですが、周濠が一重で、墳丘を見ることができました。とても古墳とは信じられません。まるで水に浮かぶ島です。

仁徳天皇は第16代、履中天皇は第17代天皇です。2代続けてこれほど大きな陵を作ったのですから、当時の日本の国力は高かったのでしょう。
一方で第18代の反正(はんぜい)天皇(履中天皇の弟)の陵は、仁徳天皇陵の北約1kmの方違神社の隣にありますが、全長148mとスケールはかなり小さくなります。
堺市博物館
仁徳天皇陵と履中天皇陵の中間にある大仙公園内に、堺市博物館があります。
たくさんの埴輪が展示されていて、複製品でない本物の埴輪を見たのは初めてでした。

写真の埴輪はとてもユニークな仕草をしています。2人とも巫女ないし儀礼に参加した女性を表しているそうです。
6世紀中頃、須恵器を作っていた「日置荘西町窯跡群(ひおきしょうにしまちかまあとぐん)」 から出土した埴輪です。
当時、陵の周囲にはずらりと埴輪が並べられていたそうですが、こんなポーズをした埴輪も並んでいたとしたら楽しいですね。


















