京都迎賓館を訪問しました。
過去に訪問した赤坂の迎賓館は建物、調度品すべてが西洋流のものでしたが、京都迎賓館は和テイストに統一されていました。
樹齢700年のケヤキ一枚板が使われた玄関扉から入っていきます。

聚楽の間
「聚楽の間」はロビーの位置づけで、多目的に使われる空間です。
窓がない代わりに、調度品が飾られ、本当に上品です。

藤の間
大きな部屋です。
洋食の晩餐会や歓迎式典の会場として使われます。
壁には「綴織(つづれおり)」という技法を用いた織物が掛けられています。大きさは縦3.1m、横16.6mもあります。
大勢の職人が協力して作り上げた芸術品です。

桐の間
大きなテーブルの下は掘りごたつになっています。
この部屋では和食が提供され、食事中に芸妓さんや舞妓さんが舞や琴の演奏を披露するそうです。

ふと窓から池のほとりに目をやると、1羽のサギがのんびりと歩いており、いかにも日本らしい情景に出会えました。

夕映の間
大臣会合などの会議や立礼式のお茶のおもてなし、晩餐会の待合として使われる部屋で、部屋の両側に綴織で作られた織物が掛けられています。
下の写真の織物は京都の西に連なる愛宕山に夕日が沈むところを描いた『愛宕夕照(あたごゆうしょう)』という作品です。

庭園
錦鯉が泳ぐ池では舟遊びができるようになっています。
ツアーガイドの方から「ネパールの国王夫妻が舟遊び第一号だった」と教えていただきました。


京都迎賓館は赤坂離宮とは全く異なる空間で、繊細な日本文化を体感できる場所でした。
とはいえ、もし自分が「桐の間」で食事をいただくような機会があったとしたら、緊張のあまりまともに味わえない気がします。



















