上高地

大正池

上高地を訪問しました。
超絶きれいなところでした。

最初に大正池に行きました。
大正池は大正4年の焼岳噴火により梓川がせき止められてできた池です。
そこから河童橋までは約4km。道草をしながら歩いて、だいたい2時間ぐらいの行程です。
遊歩道を整備されていて、普通の靴で問題ありませんでした。

大自然なので野生動物もいます。熊の出没情報には一昨日に明神池のあたりで熊発見という情報がありました。
そして遊歩道の横の木の枝にはサルがいました。
人間を見ても逃げません。襲ってこないかと少し不安になります。
人があまりいないようなところに入るときは熊よけのベルなどを用意したほうが良さそうです。

木の枝のサル

しばらく歩くと田代湿原です。

田代湿原

河童橋への方向から少し遠回りして田代池に行きます。
田代池は湿原の中の池です。
池底の赤い色が印象的でした。

田代池

どこを見てもきれいすぎます。

林間コースと梓川沿いのコースの分岐では梓川沿いを選び、しばらく歩くと梓川の向こうに三本槍や六百山のいただきが見えました。
先端が尖った形をしています。
この山を登る人は少ないそうですが、山の名前は木材の生産に関係があるようです。

三本槍や六百山

上高地の標高は約1,500m。
ここの開発にはウエストン卿という英国人の働きがありました。
ウエストンは明治21年(1888)に来日。槍ヶ岳や穂高の山を歩き、日本アルプスを世界に紹介しました。

ウエストン碑

河童橋に到着です。
ここが一番の観光地のようです。外国人の方も多いです。

河童橋

芥川龍之介の小説「河童」に上高地や河童橋がでてきたため、河童橋が有名になったということです。
河童橋越しに写真を取ったのですが、穂高山頂は雲に隠れて見えませんでした。

穂高山頂は雲に隠れて見えませんでした。

上高地ビジターセンターにも行きました。
ビジターセンター入り口には昔の河童橋が置かれていました。現在の河童橋は平成9年(1997)にかけ替えられた5代目だそうです。
ビジターセンターでは上高地の色々な情報があり楽しめました。
特に写真が良かった。たくさんの写真家が撮影した上高地の様々な表情が素敵でした。

上高地ビジターセンター
内部

この上高地の自然を残していくために様々な努力がされていることもわかります。
マイカー規制もその一つですね。

「山と共に」という碑がありました。
「第1回山の日記念全国大会」の記念碑で2017年に建立されたそうです。

「山と共に」碑

この自然がいつまでも守られることを祈ります。
そして、また違った季節に来てみたいと思いました。