雪彦山・賀野神社

雪彦山中にある賀野神社(かやじんじゃ)までサイクリングしてみました。
賀野神社は標高約450mの所に鎮座されています。こんなに高いところまでヒルクライムをしたことはありません。
無事に到着できるかどうか不安です。

9時に姫路城を出発。
今日は秋晴れで、雲ひとつない青空。
姫路城もくっきり見えます。
観光客も増えてきているようです。

姫路城

気温は暑くも寒くもなく、サイクリングにはもってこいの一日。快調に走ることができました。

途中にあった駄菓子屋のサインがすごい!
激辛、激甘、激酸、最マズ。
どれを選びましょうか…

途中の駄菓子屋さん

ようやく賀野神社の鳥居に到着。
ここは標高260m。緩やかな上りが続いていたので疲れました。
ここから賀野神社まで2.3km。さらに、あと200m登らなければなりません。
大丈夫かと不安になりました。

賀野神社の鳥居
賀野神社まで2.3km

雪彦山登山口には駐車場があり、多くの車が停まっていました。たくさんの人が登山に来ています。

雪彦山は標高915mの山で、不行岳、大天井岳、三峰岳などの岩場があり、昔は修験道の山でした。今はロッククライミングのメッカになっているそうです。
また、新潟の弥彦山、福岡と大分の境にある英彦山とともに日本三彦山の一つです。

雪彦山ガイド

登山口から賀野神社までの道は舗装され、走りやすい道となっています。しかし傾斜がきつい。
傾斜が緩やかなところは自転車に乗れたんですが、半分は自転車を降りて歩きました。

賀野神社までの道

途中、雪彦山展望駅というのがあり、きれいに雪彦山を見ることができます。

雪彦山展望駅
雪彦山

ここが起点から1.6km。そして、終点まで17.5km。ヒルクライムの達人になれば最後まで走っていくのでしょうね。

そうこうしながら、ぼつぼつ歩いていくと賀茂神社に到着。無事にたどり着くことができました。
時刻は12時。姫路から3時間かかりました。
ヒルクライムで登ってこられればカッコよかったのですが、たどり着けただけでも十分です。

賀野神社に到着

賀野神社は予想外に大きくて立派。こんな山の上に、この神社が建てられたことがすごいことだと感心しました。

賀野神社
拝殿内部

由緒によると、応神天皇がこの地に巡行なされた際、夢にイザナギ、イザナミの二神が現れ、我らを山に祀れば、百姓が豊かになり国は富むとお告げになられ、神社が創建されたとされています。
こういう神社が作られたということは、庶民の篤い信仰があってのことだと思います。

境内には鋳造製の牛、それも親子の牛がいました。賀野神社は農業や家畜の守護神としても知られているそうです。

親子の牛

境内から見る雪彦山もきれいでした。頂上付近の岩の大きさに迫力を感じます。
昔の人は、そういう所に神様を感じになられ、雪彦山を正面に見ることができるこの地に、神社を建てられたのではないかと思いました。