正月休みも終わりが近づいた1月4日に、兵庫県加古川市にある高御位山に登りました。
高御位山は標高304メートルの播磨富士とも呼ばれる山です。
今回は最も簡単な成井登山口から登りました。
他にも、鹿島神社の方から登る馬の背ルート、長尾登山口から登る長尾ルートなどがあります。
成井登山口にある駐車場は満車状態で、これから登る人、山から降りてきた人でにぎわっていました。
登山道入口にある高御位神社の注連柱を通り抜けて登山開始です。

この成井登山道はほとんど階段で、非常に歩きやすい道でした。
降りてくる人と「こんにちは」の挨拶を交わします。普段、道を歩いているときは、通り過ぎる人に挨拶なんかしないのに、山だと自然と挨拶をしてしまいます。

途中には正月の門松が飾られていました。準備してくれた人に感謝です。

視界がひらけたところに出たので「頂上に近いのか」と思ったら、「あと425m」の標識がありました。頂上まではまだまだです。

「あと300m」、「あと100m」の標識を通り過ぎて、山頂の高御位神社に到着しました。
ここまでの所要時間は約30分でした。

「パワースポット高御位神社」ということで神社を説明するパネルがありました。
- 高御位山は縄文時代から信仰の聖地であった。
- 高御位山頂(標高304.2m、播磨富士と呼ばれる)に鎮座。
- 欽明天皇10年(西暦548年)創建。
- 祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)。
- 社殿は東南方向の伊勢神宮に向いている。
- 伊勢神宮と出雲大社のちょうど真ん中(緯度経度)に位置する。
- 地磁気水平分力は30900nT(ナノテスラ)で、伊勢神宮や出雲大社と同じ値である。
地磁気水平分力は、地磁気の水平方向の強さを示す値です。緯度が同じだと、似たような値になるようです。
また、地磁気は年々変化していて、現在の高御位神社付近の水平分力は31100nTでした(国土地理院の地磁気計算より)。
神社の南側にある岩場は、大同2年(807年)3月21日に大国主命が国造りのために降臨されたと伝えられています。

この岩場の向こう側は切り立った崖になっています。
端に立つと怖くて、足がすくみます。しかし、見晴らしはすばらしい。

大正10年(1921年)に、志方出身の民間パイロット・渡辺信二が自ら製作したグライダーで、この岩場から試験飛行に挑戦しました。
この飛行は「関西初の滑空飛行」とされており、神社の西側に渡辺信二を顕彰する「飛翔の碑」があります。

あんな岩場から飛んでいくなんて、すごい人が加古川にいたのですね。
渡辺氏のように山頂から飛び出す勇気はありませんが、いつかは鹿島神社の方から登る馬の背ルートや長尾登山口からの長尾ルートにも挑戦したいと思いました。



















