大阪曽根崎・御霊神社

御霊神社

大阪曽根崎にある御霊神社。オフィス街にご鎮座されています。
創建は嘉祥3年(850)と伝えられる古い神社です。

社殿

以下の神様がおまつりされています。
・天照大神荒魂(瀬織津比売神)
・津布良彦神(旧摂津国津村郷の産土神)
・津布良媛神(旧摂津国津村郷の産土神)
・応神天皇
・源正霊神(鎌倉権五郎景政公霊)

鎌倉権五郎は平安時代後期の武士で、後三年の役(1083~1087)では源義家の配下として戦いました。この戦いでは右目を矢で射られたまま戦い続けたという逸話が残されています。
御霊神社というのは関東を中心にたくさんあり、鎌倉権五郎をご祭神としているそうです。
目に矢が突き刺さったまま戦い続けるなんて。
恐ろしいです。

境内には東宮、松之木神社という摂社もあります。

東宮
松之木神社

肌まもりの木というのもありました。
第二次世界大戦の戦火で社殿は焼失。境内の木も燃えてしまったのですが、この木だけが再生し「肌まもりの木」と呼ばれています。この木を拝むと肌に良いそうです。

肌まもりの木

拝殿の隣では祭りの準備が進められていました。
7月16、17日が松祭りです。16日には船渡御も行われるようです。

コロナの自粛も解除されたし、この太鼓台のように「天下泰平」で、楽しい祭りができたらいいですね。