三木・弁慶の足跡

三木市に弁慶の足跡という石碑が残されています。

三草の戦いで敗れた平氏は三木市を縦走して一の谷へ逃れた。平氏を追いかける義経・源氏も三木市を通って鵯越へ向かった。
そのとき、弁慶の足跡が付いた、という石です。

石にくぼみはあるのですが、足跡という感じはしませんでした。

右側の石
左側の石

この石の表側には地蔵尊が彫られています。ネットではこの像は地蔵尊ではなく仁王像だという説明もありました。

地蔵尊
地蔵尊

おそらく、もともとは石仏が彫られた後、石の裏側にくぼみがあるのを見て、誰かが「弁慶の足跡」と言われ出し、それが定着したのだと思いました。