倉敷市笹沖の足高山に鎮座する足高神社。
創建は今から2100年前の崇神天皇7年と伝えられています。

ふもとから石段を登っていきます。

足高山の標高は67メートルなので、そこまで大変ではありませんでした。
社殿に続く石段の脇に「帆下宮」の碑がありました。

現在、足高山の周囲は宅地に変わっています。しかし、400年前には足高山は海に浮かぶ島で、島の周囲は渦を巻くほど潮流が激しく、ここを通る船は帆を下げて足高の神に敬意を表し難を逃れたといいます。
こうした由来から足高神社は「帆下宮」とも呼ばれました。
地名の「笹沖」も足高山が海に囲まれていた頃の名残をとどめているようです。
400年前は足高神社から正面に見える山の間が海という、今とは全く違う景色が広がっていたのですね。

ご祭神は大山津見神(おおやまつみのかみ)、石長比売命(いわながひめのみこと)、木之花佐久夜比売命(このはなさくやひめのみこと)です。
石長比売命と木之花佐久夜比売命は姉妹で、二人の父親が大山津見神。親子そろって足高神社におまつりされています。

境内には「平和の記念樹」というクロガネモチの木がありました。
アジア・太平洋戦争末期、足高神社には旧日本海軍兵士が数十人滞在し、足高山北側山麓に防空壕を掘っていました。山頂には防空監視哨があり、地元の青年団が交代で勤務していました。
倉敷市総務部総務課の説明板より
このクロガネモチの木は終戦直後(昭和20年)兵士たちがこの地でお世話になったお礼に苗木を植樹したものです。今は立派に成長し、静かに人々の平和を見守っています。
今は平和な足高神社ですが、大変な時代があったようです。
今の平和が長く続きますように。



















