赤穂市・黒尾須賀神社

有年黒尾の須賀神社にお参りしました。

御祭神は素盞嗚命(すさのおのみこと)です。
この神社には赤穂義士の絵馬、西南戦争の絵馬が掲げられています。

赤穂市教育委員会のホームページによれば以下のことが説明されています。

  • 旧牟礼東村の「立花氏」の発起で、立花林兵衛・同伊三郎・柏木与三右衛門を世話人として調製され、嘉永2年(1849年)9月に有年牟礼黒尾の須賀神社に奉納された。
  • 義士絵馬49面と奉納額、合わせて50面が奉掲されている。
  • 吉田忠左衛門の絵馬が欠落し、代わりに仇討ち前に死んだ矢頭長助・萱野三平・橋本久蔵の3人(3面)が含まれている。
  • 絵師は京狩野派の菅原永得。
  • 旧赤穂郡内の神社に奉納されている義士絵馬は24ある。21例は明治・大正期のもので、江戸時代のものは幕末期の3例と少なく、黒尾須賀神社の絵馬が最も古い。

拝殿の天井一面に義士絵馬が掲げられています。

西南戦争は西南戦争は明治10年に起こりました。4面の絵馬が奉納されています。

明治11年に奉納された西南戦争絵馬

嘉永2年(1849年)に絵馬が奉納されたということで、江戸時代から赤穂義士の人気は高かったことが