山崎の厳石神社(いついしじんじゃ)にお参りしました。
巨大な岩(磐座)がご神体になっています。
御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、
火産霊命(ほむすびのみこと)、若年神(わかといかみ)、菅原道真(すがわらのみちざね)
神社前にある石碑に説明が書かれています。
磐座(いわくら) 古代神を祭るため、神霊の宿ると考えられた石の標識。自然石のままでも磐座と呼んだが、特定の場所においたり、たてたものでも磐座とした。石は加工されていないものが普通で、形は不定形で一個の巨石の場合もあるが、数個の石を組み合わせたり、積み重ねたものもある。厳石神社の磐座はおよそ十メートルもある巨石で全国的にも珍らしい。起源はおよそ二千二百年前の頃と思われる。
厳石神社が権現さんと呼ばれるのは、修験道(約千年前)が開かれた神仏習合になってからである。途中断絶したのを修験者によって侵攻が復活されたと思われる。信仰の継続はともかくとして山石の偉容は変わっていない。
石段の上に神社があります。
神社にのしかかってくるような岩座の迫力がすごいです。
左にあるのは夫婦ヒノキ。途中から幹が分かれています。樹齢はおよそ250年です。
神河町の日吉神社の巨石もすごかったですが、厳石神社の磐座にはむき出しの迫力を感じました。