三木城跡の近くにある大宮八幡宮にお参りしました。
御祭神は九柱の神。
①応神天皇、②国水分神(くにのみくまりのみこと)、③天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)、④素盞鳴尊(すさのおのみこと)、⑤天児屋根命(あめのこやねのみこと)、⑥熊野久須昆命(くまのくすびのみこと)、⑦賀茂別雷神(かもわけいかづちのかみ)、⑧中筒之男命(なかつつのおのみこと)、⑨津御名方命(たけみなかたのみこと)です。
創建年は不明ですが、古代より山上に磐境があり、孝徳天皇の御代(645〜654)には社が建立されていたといいます。
天正8年(1580)秀吉による三木城攻めで兵火により炎上し、天正11年(1583)秀吉により社殿が再建されました。
石段は85段で21度の傾斜。
登るときは気になりませんでしたが、降りるときは転げ落ちないか、ちょっと怖くなりました。
秋祭りでは屋台を担いでこの石段を上り下りするらしい。
信じられません!
石段を上がると広い境内が現れます。
本殿は天和2年(1682)に再建されています。石灯籠は33年間三木の領主であった松平右近将監武元が宝暦六年(1756)に寄進しました。
境内には色々な建物、摂社があります。
境内のご神木がすごいと思いました。
樹齢500年以上と伝えられています。
天正6〜8年(1578〜80)、羽柴秀吉による三木城攻めが行われました。2年にわたって、三木方は抵抗しますが、最後は兵糧攻めにより、三木城主・別所長治は自刃します。
この木は三木合戦の一部始終を見ていたかもしれません。