安国寺までのサイクリングの途中に曽根サイフォンという巨大な水管橋に出会いました。
調べてみると次のようなことがわかりました。
- 曽根サイフォンは東条川疎水の施設である。
- 東条川疏水は鴨川ダム(東条ダム)を主な水源とした 108キロメートルの水路網。
加東市、小野市、三木市に農業用水を供給するとともに水道用水としても利用されている。 - 北播磨は全国でも特に雨の少ない地域で農業用水の確保が懸案だった。
昭和26年に鴨川ダムが竣工し、地域に水を届ける水路が建設された。
- 曽根サイフォンは東条川右岸の加東市松沢と左岸の小野市曽根町を結んでいて、鴨川ダムからの水を船木池(船木ダム)へ供給している。
- 鴨川ダムと船木池などの高低差 7.8mを利用して、鴨川ダムから40m低い東条川を超えていく。全長は1,087メートル。日本では最長クラスのサイフォンである。
東条川がきれいでした。