姫路市置塩にある性海寺を訪問しました。
結構、山の上にあって自転車で登るのはきつかったです。
途中には『一隅を照らす』の碑があり、自転車で頑張るのも一隅に入るのかなあ?と思いました。
性海寺は霊亀二年(716)徳道上人によって開かれました。古い歴史があるお寺です。
播磨西国三十三箇所 第2番札所です。
山門には仁王様がいました。
本堂は寛文六年(1666)に再建されました。350年以上の歴史があります。
本尊は十一面千手観音です。その体内に置塩城初代城主 赤松政則の持念仏が納められているそうです。
多くの絵馬が飾られています。
天然記念樹の『五葉松』という松があります。
松の葉は普通は2本ですが、五葉松の葉は5本に分かれています
性海寺の境内から少し上がったところに弁天堂があります。この弁天堂は夢前七福神の第7番札所になっています。
弁天堂の裏に、英賀城主四代の墓がありました。
五代目英賀城主 三木通安が文明8年(1476)に初代から四代までの城主を含めた三木家9人の墓を性海寺に築かせたそうです。
性海寺は播磨守護赤松家、英賀城主三木家から信仰を集める重要な寺だったことがうかがえます。