福崎の二之宮神社にお参りしました。
神社の手前に旧小國家長屋門があります。国の登録有形文化財に指定されています。
小國家は江戸時代に庄屋を務めました。
小國鐵十郎は明治4年に姫路・生野で発生した播但一揆の首謀者として処刑された人物です。
現在、カフェ・レストランになっています。
旧小國家をすぎるとすぐに鳥居が見えてきます。
二之宮神社は標高333mの神前山のふもとに鎮座されています。
二之宮神社の御祭神は建岩敷大神(たけいはしきのおおかみ)、大歳大神(おおとしのかみ)、坂戸神(さかとのかみ)、二之宮大神(にのみやのおおかみ)です。
播磨風土記によると、伊和大神(宍粟市伊和神社)の子である建岩敷大神がこの山に降り立ったために、山の名を神前山(かむさきやま)、この地を神崎郡(かむさきのこおり)と名付けられています。
神前山には建岩敷大神が降り立ったという磐座があるそうです。
神社の創建年は不詳ということですが、播磨風土記の頃(8世紀)からお祀りされていたのではないでしょうか。
神社周辺の森は兵庫県環境緑地保全地域に指定されています
神社の周りは木々で囲まれ、神域という感じがしました。