寶生山 常楽寺

寶生山常楽寺は日岡御陵のある日岡山の麓にある真言宗のお寺です。
大化 2年(646)に法道仙人が開いたと伝えられています。また、建武の新政、南北朝時代に活躍した文観上人も常楽寺にいたとされています。

文観上人は、賀古荘(加古川市)の出身と考えられており、醍醐寺座主や東寺長者として活躍、後醍醐天皇と行動をともにし、吉野にも行っています。
仏教の学問僧として、美術の絵画、土木工事、後醍醐天皇に使えるなど、すごくエネルギッシュな人というイメージを持ちました。

常楽寺

境内には多くの石造物があります。

古墳時代の石棺、鎌倉時代・正中2年(1325)の十三重塔、江戸時代・文化元年(1804)の宝塔が、本堂の右側に建っています。

十三重塔は文観上人が造立したと伝わっています。

十三重塔は現在11層です。第1層、第12層、13層がなくなり、別の石造物から現在の11層に取り付けられたのではないかと考えられているようです。それでも、高さは2.4mあり、立派な物です。