たつの市立龍野歴史分解資料館は龍野城の隣にあります。
この資料館は、たつの出身の鹿島守之助氏が設立した八重洲ブックセンターから資料館の建物の寄贈を受けて平成元年に開館しました。
原始時代、古代、中世、近世、現代と5つの時代に分けて、展示されています。
たつのは、大和から出雲へ帰ろうとした野見宿禰がたつので亡くなったとき、出雲から多くの人が立ち並んで石を運び墓を建てたという故事から、その名がついたとされます(播磨風土記)。
古くからの歴史がいっぱい詰まったところだと思われます。
もともとの龍野城は赤松氏よって鶏籠山山頂に築かれました。その後、ふもとの現在地に移転しますが、ずっと鶏籠山を中心に街が形成されました。
歴代龍野城主
赤松氏 永正3頃〜天正5(1506 頃~77) 赤松村秀、政秀、広貞、広英
豐臣時代
蜂須賀正勝 天正9〜天正13 (1581~85)
福島正則 天正13〜天正15 (1585~87)
木下勝俊 天正15〜文禄3 (1587~94)
小出吉政 文禄3〜文禄4 (1594~95)
江戸時代
本多政朝 元和3〜寬3 (1617〜26)
小笠原長次 寛永3〜寛永9 (1626〜32)
岡部宣勝 寬永10〜寬永13 (1633〜36)
京極高和 寛永14〜方治1 (1637〜58)
協坂氏 寬文12〜明治4 (1672〜1871)
協坂安政、安照、安済、安興、安弘、
安実、安親、安董、安宅、安斐
歴代城主の展示では最後の城主は写真でした。初期の赤松氏については肖像画とかはあるのでしょうか。
時代の変化、技術の発展が感じられます。
龍野歴史文化資料館設立の遠因となった鹿島守之助氏の像が建っていました。
鹿島守之助氏はたつのの大富豪・永富家に生まれました。
外務省に入省し、外交官になりますが、鹿島建設社長に見込まれ、婿養子になります。
その後、鹿島建設を経営するとともに政治家に転身。文化活動にも力を注ぎました。
小さい資料館ですが、たつのの歴史がよく分かる展示がなされていました。