バス旅行で薩摩半島の最南端・長崎鼻を訪問しました。
鹿児島なのに「長崎鼻」という名前なのは、海に向かって長く伸びた地形が“人の鼻先のような形”をしていることに由来するそうです。
しかも、ここは浦島太郎伝説の地でもあります。
龍宮神社
海の守り神である豊玉姫(乙姫様)がお祀りされており、浦島太郎と乙姫様が出会ったとされる縁結びのパワースポットです。
現在の本殿は平成24年(2012年)に再建されました。

ここでは、貝殻に願い事を書いて奉納する「貝殻祈願」が行われており、たくさんの貝殻が「願いの貝塚」に積み重ねられています。

岬へ行く途中に浦島太郎の像がありました。
女性は右側から、男性は左側から浦島太郎の周りを2周して、亀の頭をなでると願い事がかなうそうです。

5月から8月にかけて、このあたりの海岸にはアカウミガメが上陸し産卵します。こうした豊かな自然環境が、浦島太郎の伝説を生んだのかもしれません。
神社をあとにして、岬の先端にある灯台へと向かいました。
薩摩長崎鼻灯台
初代の灯台が建てられたのは明治30年(1897年)。現在の灯台は昭和52年(1977年)に建てられました。
その光は22キロ先まで届くそうです。

一般社団法人日本ロマンチスト協会と日本財団による「恋する灯台プロジェクト」という活動があります。長崎鼻灯台はロマンスの聖地にふさわしいとして、「恋する灯台」に認定されています。
ちなみに、現在では60もの灯台が「恋する灯台」に認定されています。
「恋人の聖地」とか、「恋する灯台」など、全国でさまざまな取り組みが行われていることに驚かされます。
残念なことに、訪問した日は雲が多く、開聞岳の頂上や海の向こうにある屋久島や硫黄島を見ることはできなかったのですが、天気のよい日には素晴らしい景色が広がり、浦島太郎と乙姫様のロマンスを背景に、長崎鼻灯台は恋人たちをロマンチックな気分にさせてくれるのでしょう。



















