新宮 宮内天満神社・天神山古墳

たつの市新宮宮内遺跡の近くにある天神山1号墳、天満神社を訪問しました。

天神山1号墳

6世紀末から7世紀初頭の古墳時代後期に造られた円墳(直径 約 18 m、高さ 約 5 m)です。
揖保川流域最大級の大きさの横穴式石室は長さ約 11.5 m、高さ約 2.4 m。
こんもり山になっています。

古墳の入り口がふさがっているようでしたが、中に入ってみました。

羨道が長く、中まで光が入りません。真っ暗です。スマホのライトを付けました。

羨道の奥にある石室は天井も高く、幅も広い。でも気味が悪い・・・

建造時期は6世紀末から7世紀初めと考えられていて、石室は揖保川流域最長ということです。

天満神社

14世紀に赤松則祐が城山城の鬼門を護る寺として城禅寺を建立しました。
開山住持の霊岳宗古禅師の夢枕に菅原道真が現れ、鎮守堂を祀ったのが天満神社の縁起と伝えられています。

嘉吉の乱(1441)に城禅寺、当社は兵乱に巻き込まれて衰微しましたが、龍野城主の赤松政秀によって天文13年(1544)に社殿は再建されました。