佐用城跡

福原霊社

佐用市の佐用城跡を見に行きました。

元弘3年(1331)の久我畷の戦で鎌倉方の 総大将名越尾張守高家を打ち取った佐用兵庫介範家が築城したと伝えられています。
天正の羽柴秀吉の播州平定のなか、黒田官兵衛、竹中半兵衛に攻め落とされます。

今は、城跡に城主福原則尚の首級を祀る福原霊社が建立されています。

福原則尚の辞世の句碑があります。
「死ぬなれば 花の下にと 思いしに 
   師走の花の 咲くべくもなく」
と刻まれています。

福原則尚の辞世の句碑

福原霊社は首(こうべ)さんと呼ばれ、頭痛に効く神様として信仰されてきたそうです。