柳原蛭子神社・福海寺

十日えびす・大黒祭前日の柳原蛭子神社、福海寺におまいりしました。
明日からのお祭りに向け屋台を作ったり、準備で周りは忙しそう。

道の両側には屋台が並んでいます。
昨年、一昨年は新型コロナのために屋台がなかったそうです。
今年は屋台もあって、明日からのえべっさんは人で賑わうでしょう。

柳原蛭子神社

十日えびすは九日の宵えびす、十日の本えびす、十一日の残り福と3日間続きます。
着々と飾り付けができています。

提灯の青、黄、赤の色がきれいです。
今日は境内に人はまばらでしたが、明日は人でごった返すでしょう。

えびす様に喜んでもらうためたくさんの魚が運び込まれています。
九日には大まぐろ奉納神事が予定されています。

柳原蛭子神社は兵庫七福神の恵比寿様がおまつりされています。
商売繁盛、家内安全、学業成就に霊験あらたかな神様。
今年が良い年であることを祈ってたくさんの人が集まるでしょう。

福海寺

続いて、お隣の福海寺におまいりです。

9日から福海寺では大黒祭が行われます。
福海寺は兵庫七福神の大黒天をおまつりしています。財運福徳のご利益があります。

山門から本堂まで吊るされた提灯がきれいでした。

福海寺の創建は康永3年(1344)、開基は足利尊氏です。
尊氏公と福海寺には関係がありました。

建武2年、今日での戦いに敗れた尊氏公は、追手に追われたとき福海寺の前身である針が先観音堂に身を潜め一命をとりと目、吸収に逃れることができた。九州で勢力を回復した尊氏公は兵庫に再上陸。湊川の戦いに勝利を得た。
幕府を開いた尊氏公は針が先観音堂への報恩と祝国安民祈願のため福海寺を開いた。

福海寺に大黒天が祀られているのは、尊氏公が大黒天を信仰していたためとされています。

インドの大黒様

だいこくちゃんはかわいらしい。
でも、インドの大黒様は迫力がありました。

だいこくちゃん

明日からの十日えびす・大黒祭が楽しみです。