神戸・一宮神社

北野坂にある一宮神社におまいりしました。
一宮神社は生田裔神八社の一番目の神社。
生田裔神八社とは生田神社の周りにある一宮から八宮の8つの神社で、厄払いを願う八社巡りできます。
この八社には天照大神と素戔嗚尊が誓約して生れた五男三女神がそれぞれ祀られていて、一宮神社のご祭神は長女の田心姫命(たごりひめのみこと)です。

田心姫命は日本書紀の呼び方で、古事記になると多紀理姫命(たぎりひめのみこと)と言うそうです。
田心姫命は沖ノ島の宗像大社の沖津宮に祀られている神様で、海路の安全を守る神様です。
交通安全、厄除け、生成発展、縁結びの守護神です。

社殿はきれいでスッキリしています。

境内の木々も美しい。

願い事を花弁の形をした絵馬に書くというのもきれいです。

拝殿の奥に鎮座されているのは摂社の伊久波神社(いくはじんじゃ)。
4世紀頃、この地を治めていた豪族、伊久波戸田宿禰命がお祀りされています。

伊久波神社

街の中にある神社ですが、境内は静かで、おまいりする人が次々来ています。
親しまれている神社だなあと感心しました。