岡崎・菅生神社

菅生神社

岡崎の菅生神社におまいりしました。
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)そして徳川家康公にかかわりがある神社です。

菅生神社は、日本武尊がこの地を通過されたとき高岩で作った矢を吹き流され、吹矢大明神と称されたことに始まります。西暦110年頃の話とされており、岡崎最古の神社です。

社殿

境内には開運稲荷大明神というありがたいお名前の神様もおられます。
松平家代々の運を開いた神様のようです。
永禄9年(1566)、松平元康公が25歳の厄年の折り、開運の御祈願、社殿造営、さらに徳川家康と改名し厄年を乗り越え、最後には征夷大将軍になりました。

開運稲荷大明神

境内には神木の大楠が植わっています。
昭和20年の岡崎大空襲の時には、この楠木のすぐ近くに爆弾が落ちたが不発。昭和50年に境内の菅生閣が焼失したときは、この木のお陰で延焼を免れるというエピソードがあります。
菅生神社をお守りする大楠です。

大楠

そしてもう一つ。
ピンクのハート形をした絵馬があります。よくある縁結びの絵馬かと思ったら、少し違いました。

ルネガール絵馬

岡崎出身のクリエーター、内藤ルネさんのルネガール絵馬でした。
茶色や金色の髪型、長いまつ毛、大きな目の少女、ルネガール。「Kawaii」のルーツと言われているそうです。
特徴ある図なので、一度見たら忘れられません。

ルネガール

日本武尊や徳川家康という武張った話ばかりかと思ったら、ルネガールです。
幅が広いです。
ちょっと好きになりました。