
平清盛が厳島神社を勧請し、七つの弁財天をお祀りしました。
そこに、清盛ゆかりの2つのお寺を加えた計9カ所を巡る「清盛七辨天」があり、花隈厳島神社はその一つ「健康辨天」です。

神戸市中央郵便局を海の方へ行ったところに弁天町がありますが、かつてはこのあたりに厳島神社が鎮座していたことから、「弁天」の名が付けられました。
それにしても、現在は花隈城跡の丘にある花隈厳島神社が、かつては海に面したところにあったとは、想像もつきません。
「神戸最初船場鎮守」と記された鳥居の額は「神社が海のそばにあったことを忘れないで欲しい」と語りかけているような気がします。

花隈厳島神社が「健康辨天」にされたのは、「神戸最初船場鎮守」の額から、屈強な海の男たちにあやかって、健康になれるようお祈りしよう、ということでした。

今は「花隈の弁天さん」として親しまれていますが、海の記憶を留めているお社でした。


















