姫路・古井家住宅・千年家

水尾神社・水尾磐座に行く途中にある古井家住宅・千年家に立ち寄りました。

古井家住宅・千年家は重要文化財に指定されています。千年家といいますが室町時代末期のものと推定されています。それでも、民家としては全国でも一、二を争う古い家といいます。

家の中に入るとたしかに古さを感じます。

表の間には亀石が祀られています。

表の間
無災の亀石堂

千年家は「無災の千年家」と呼ばれていて、火難の際には、この石が水を吹くと言い伝えられています。
元文五年(1740)隣家からの火事、安永八年(1779)の隣家からの火事でも無事でした。

いろり
かまど

床がすのこ竹になっています。昔は板を作るのが難しかったので竹を編んだということです。

天井もすのこ竹でした。

室町時代後期からでも、約500年たっています。
この風景はずっと変わらないでいて欲しいと思います