旧波門崎燈籠堂

明石港には非常に古い歴史があります。
播磨風土記や日本書紀から、5世紀頃には港があったと考えられています。
柿本人麻呂が明石の歌を詠み、源氏物語にも明石の話が出てきます(明石の君)。

承和十二年(845)明石と岩屋(淡路)を結ぶ船と渡し守が置かれた。
天正十三年(1585)
  
明石の領主になったキリシタン大名の高山右近が港を広げた。
この港は今の港とは場所が違っていたようです。
元和七年(1621)明石城主 小笠原忠真が新港(今の明石港)の建設に着手した。
明暦三年(1657)
 
明石藩主 松平忠国が灯明台を建設する。
それが今まで残ってきた。

波門崎燈籠堂は明暦三年に造られ、昭和38年(1963)まで使われていたというからすごい。

350年以上この海を見続けました。