西脇・兵主神社

西脇市黒田庄町の兵主神社にお参りしました。
主祭神は大己貴命です。創建は播磨の掾を拝した岡本修理太夫が延暦元年(782)に神社造営に着手し、延暦3年(784)に兵主神社を勧請したとされています。長い歴史を誇る神社です。

兵主神社は黒田官兵衛と関わりがあります。西脇市観光協会のホームページでは次のように説明されています。

戦国時代、羽柴秀吉が三木城の別所長治を攻める際に、家臣の黒田官兵衛が戦勝祈願のために灯明田を寄進し、拝殿はその奉納金で改築されたと伝わっています。拝殿は、天正19(1591)年に改築されたもので、茅葺入母屋造の長床式で、安土桃山時代の建築様式をとどめた全国的に貴重なものです

西脇市環境協会ホームページ
鳥居
鐘楼
神社前の池
神門

拝殿の屋根は茅葺きでした。壁もなく、内部の梁は太く荒々しい感じがしました。

拝殿
拝殿内部

本殿は精工な細工が施されています。

兵主神社は黒田官兵衛の生誕地の名乗りを上げている黒田(西脇市本黒田)に近いので、官兵衛、黒田家といろいろな関係があるのかもしれません。
なにより茅葺屋根で開放的な拝殿は素朴、清潔、清廉な感じがして良かった。