諏訪の岩穴で知られる諏訪神社は古墳の羨道入り口に神殿が築かれています。
古墳は全長40mの前方後円墳で、6世紀前半に造られたと考えられています。
御祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)。
建御名方神は水利の神様として信仰され、中世には八幡神と並んで軍神として大いに崇敬を集めました。
拝殿の横に多田廃寺の塔心礎があります。
諏訪神社の北西、林崎池西方の若宮屋敷といわれた地域が多田廃寺跡とみられています。7世紀後半の白鳳期に創建され、平安時代まで存続していました。
古墳の羨道入り口に社殿が作られているということで、拝殿の裏は古墳になっています。
拝殿内に長谷川穂積選手の写真が掲げられていました。
長谷川穂積選手は2階級制覇をかけた試合の前に、知人の紹介で諏訪神社を訪れ、必勝を祈願されたようです。
結果は、見事 WBCフェザー級チャンピオンになりました。
御祭神の建御名方神(たけみなかたのかみ)は、中世には日本一の武神とされたこともあるそうです。
長谷川選手の努力、才能に加えて武神の神徳があったのかもしれません。