宮本武蔵・修練の滝

たつの市東山公園に不動の滝があります。この滝で宮本武蔵が修練したということです。

揖保川につり橋がかかっています。東山公園橋です。
全長159mのつり橋です。
渡ると、結構揺れました。

この橋を渡ると、すぐに東山公園にアクセスできます。

東山公園へはホテル「志んぐ荘」の方から入っていきます。アヒルがいたりするので、ホテルの敷地と思っていましたが、これが東山公園へのルートのようです。

志んぐ荘
アヒルがいる

小川の横の道を歩いていきます。自然が美しいです。不動の滝という看板が出ているので、そちらの方へ行きます。

そこから山に入っていきます。
段々の坂道を5分程度登っていくと、水が流れ落ちているところに出ます。
どうも、これが不動の滝のようです。

たつの市観光協会のホームページには「落差約10mの滝、宮本武蔵が修練をした滝と言われ、真夏でも落ちる水は冷たく、冬はつららが下がる厳しい荒修行の滝」と書かれているのですが、訪れた日は水量が少なく、イマイチ迫力はありませんでした。

滝の横には「お不動さん」がおられました。

不動の滝
「お不動さん」

宮本武蔵修練の滝

地元新宮町の人から『犬がえりの滝』の愛称でしたしまれ、昔は狭い小嵐渓流沿いの山道の途中にたちふさがる名前のとおり犬も登れない大変けわしい岩肌を流れ落ちてゆく滝でした。
真夏でも落ちる水は大変冷たく、冬はつららの下がるきびしい荒修行の滝でした。それにちなみ今では不動明王がまつってあります。

説明板より

今は登りやすい道ができ、川の流れも昔とはだいぶ変わってしまったのだと思います。

たつの市内には若き日の武蔵が修練したという龍野御坊(圓光寺)があります。龍野御坊からここまで約7km。武蔵は御坊だけではなく、ここでも修行に励んだのでしょう。