姫路市北平野の織居神社におまいりしました。
祭神は栲幡千々姫命(たくはたちぢひめのみこと)で織物の女神です。
織物の女神を祀る神社は珍しいそうです。
御神徳は織物業守護、安産・子宝、縁結び、夫婦和合、厄除開運、五穀豊穣、金運招福とたくさんあります。
廣峯神社の言い伝えによれば、当社は下居にて、廣峯の下に宮居するという意味だそうです。
広峯の神は素戔嗚命。織居神社は織物の神様です。
「スサノオノミコトが高天原で大暴れして、機織殿に皮を剥いだ馬を投げこみ、驚いた織女を死なせた」という話があるので、そういうことと関係があるのでしょうか。
拝殿内に絵馬が2枚奉納されていました。
どちらも明治時代に奉納されたようです。
向かって左の絵馬は女性の集団が旅をしている様子だと思いました。顔立ちが全員柔らかいので、この絵に描かれているのは全員女性のようです。
向かって右の絵馬は家族で旅をしているようです。
明治時代、江戸時代に女性だけで旅を知るという風習があったのでしょうか。