神齢山悉地院・護国寺

護国寺は生母・桂昌院の発願により天和元年(1681)、五代将軍・徳川綱吉公により開山されました。
本尊は桂昌院の自念仏の天然琥珀如意輪観世音。
天然琥珀というと、なんだかすごそう。毎月18日にご開帳されるようなので、機会があれば見てみたいと思います。

護国寺駅の1番出口を出るとすぐに護国寺の大きな山門がありました。
立派な仁王様が睨みを効かせてます。

裏側には増長天、広目天もあられ、4人で護国寺をお護りしています。

次は不老門。この門は昭和18年の建立です。昭和18年には多宝塔も建設されています。

不老門
多宝塔

本堂は元禄10年の建立です。半年の工期でこの大きな建物を建てたといいます。当時、建築技術は高かったのでしょう。
本堂を支える52本の柱は「開運柱」といわれ、江戸時代の商人・紀伊国屋文左衛門が調達したと伝えられています。
300年以上、毎日お経を聞いてきた柱なので抱きついて願えば、願いを叶えてくださるそうです。

本堂

願いを叶えてくださるパワースポットとして一言地蔵様がおられます。
どんな願いも叶えてくれるが、一度にお願いできるのは一言だけのお地蔵様。

お堂に入ってお願いしたのですが、ついつい2、3のお願いししてしまいました。
願いは叶えられなさそうです。

護国寺は大きなお寺でした。
これだけの大きな寺が残ってきたということに、護国寺のもつパワーの大きさも感じられました。