城山稲荷神社は松江城内の稲荷神社です。創建は寛永15年(1638年)。
小泉八雲が毎日の散歩でこの稲荷神社を訪れていたそうです。
境内には1000体以上もの狐が奉納されています。ちょっと不気味な感じがする神社です。
小泉八雲/ラフカディオ・ハーン
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は「耳なし芳一」などの怪談の作者です。
1850年 | ギリシャで生まれる |
1890年 | アメリカ合衆国の出版社の通信員として来日 松江で英語教師として教鞭を執るようになる |
1891年 | 結婚 |
1894年 | 神戸に転居 |
1896年 | 東京帝国大学英文講師に就職 日本に帰化し小泉八雲と名乗る |
1904年 | 怪談を出版 同年死去 |
城山稲荷神社
松江城山内の遊歩道を歩いていると城山稲荷の赤い鳥居が見えてきました。
ここを入っていくと城山稲荷神社に到着します。
石の鳥居をくぐり、石段を登っていくと城山稲荷の社殿があります。社殿は石の狐に取り囲まれています。
たくさんの狐たち。小泉八雲がいたときには今の倍、2000匹がいたそうです。
城山稲荷神社は松江藩主 松平直政の夢にお稲荷様が現れ、「松江城に祀れば、災厄から守りましょう」と告げたために建てられたという伝説があります。不思議な話です。
また、10年に一度「ホーランエンヤ」という祭りが執り行われます。
島根観光ナビのホームページに書かれた内容を見ると、神様が今も生きているかのようです。
神社にまつわる伝承、たくさんの狐。神秘的な神社でした。