宗佐の厄神さん・八幡神社

宗佐の厄神さんは、九州の宇佐八幡に向かう和気清麻呂が道鏡の家来に襲われたとき、一頭の大猪が現れ清麻呂を救ったことにより厄除の神様として崇敬されたと伝えられています。

神社は天平勝宝元年(749)に孝謙天皇の勅願所として建立されました。
ご祭神は息長足媛命(おきながたらしひめのみこと)、品陀別命(ほむだわけのみこと)、仲姫命(なかつひめのみこと)。

鳥居
御神水

江戸時代からの物が残っています。

手水鉢(安永四年)
長い石段を上がります 石灯籠は寛政七年

社殿は羽柴秀吉の三木城攻め(天正6〜8年/1578〜1580)により焼失。今の社殿は天正16年(1588)に再建されたものです。
それにしても、秀吉の三木城攻めで本当に多くの寺社が燃やされています。

拝殿
厳かな感じの絵馬
神楽殿

境内は大変広いです。
2月18、19日に行われる厄除大祭のときはたくさんの人が集まるのだろうと思いました。