姫路市書写の里・美術工芸館 今森光彦展

 姫路市書写の里・美術工芸館で開催されている今森光彦展を見に行きました。

書写の里・美術工芸館は姫路の伝統工芸、郷土人形・玩具、姫路出身の東大寺元別当
清水公照氏の作品が展示されています。
現在、自然と暮らす切り紙の世界と題して今森光彦氏展が開催されています。

美術工芸館入り口
工芸館の前の竹林がきれいです。
今森光彦展の案内

常設展示室には姫路の特産品が展示されています。

東山焼
明珍火箸

東山焼は酒井姫路藩・河合寸翁の時代に生まれました。
明珍火箸の明珍は名字でした。明珍家は平安時代より五十二代続く甲冑師の家系とのこと。
すごいです!

姫山人形
姫路はりこ

姫山人形は木彫作家・故佐野信夫氏によって始められました。今は、姫山人形舎の方々が技術を継承されています。
姫路はりこは明治の初めに豊岡直七氏が大阪ではりこ制作を習得したのが始まりだそうです。

矢立はすごく精巧な作りでした。

姫路市網干の魚吹八幡神社の秋祭りで使われていた屋台が展示されていました。

姫路は祭りが盛んでたくさんの屋台がありますが、地域によって本棒などの構造や形が違います。

今森光彦展

今森光彦氏は写真家であり、切り紙作家です。人と自然が共生する「里山」をテーマにした作品を生み出しているそうです。
切り絵は一本のはさみから切り出しているそうで、描かれている動物、植物ともに生き生きしていました。
配色もきれいで楽しい展示でした。