房総半島最南端・野島埼

房総半島の最南端、野島埼を訪問しました。
バスから降りて、最南端の地を目指して歩きます。

すると、トビウオのモニュメントが現れます。「かっとびくん」といい、21世紀へ大きく羽ばたく(かっとぶ)という願いを込めて作られたそうです。
トビウオは暖流に乗って北上してくる回遊魚で、南房総では夏の訪れを告げる魚として親しまれています。

次は伊弉諾尊(いざなぎのみこと) 、伊弉冉尊(いざなみのみこと)をお祀りする三峯神社です。
鮮やかな朱色の鳥居のフレーム越しに見える、荒々しい波が印象的です。

安房里見氏の初代・里見義実公が上陸したことを示す碑や、裸婦の彫刻などを通り過ぎていくと、いよいよ房総半島最南端に到着です。

この日はあいにくの天気で、海が荒れていました。普段見慣れている瀬戸内海とは異なり、水平線まで遮るものは何もありません。大海原から打ち付ける波は荒々しく、太平洋の激しさを肌で感じます。

野島埼灯台に登ってみようと思い、厳島神社の方からアプローチしました。

参道の脇に立派なものがありました。ドキッとしました。

「平和の愛鍵」といわれ、恋を成就し、子宝に恵まれる御利益のある祠とのことです。
看板に書かれた「男根・七不思議」は、うまく書くなあと感心します。

厳島神社の主祭神は女性の神様・市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)こと弁天様です。古くから海の安全を司ってくれています。

神社の裏からすぐに野島埼灯台へ行けましたが、残念ながら見学時間を過ぎていたので、中に入ることができませんでした。

灯台のそばにあった説明板に、野島埼灯台のことが紹介されていました。

野島埼灯台は慶応2年(1866年)に結ばれた江戸条約により建設が定められ、明治2年(1869年)に初点灯された。
日本の洋式灯台としては、観音埼灯台(神奈川県横須賀市)に次いで2番目に古いものである。
関東大震災で一度倒壊したが、大正14年(1925年)に改築され現在の姿になった。

灯台の説明板より

野島埼灯台 諸元(灯台の説明板より)

  • 位置
    北緯34度54分06秒、東経139度53分18秒
  • 光り方 単閃白光 毎15秒に1閃光
  • 光の強さ 73万カンデラ
  • 光の届く距離 17海里(約31km)
  • 高さ 
    地上から29m
    水面から灯火までは38m

弁天様に見守られながら、150年以上もの間、この灯台は海の安全を守り続けています。