備中国分寺
天平13年(741)に聖武天皇は「国分寺建立の詔」を発しました。 「乙巳、詔曰、朕以薄徳、忝承重任。未弘政化、寤寐多慙。」私は徳の薄い身であるのに、天皇という責任の重い地位につかせていただいています。しかし、民を導く良い...
天平13年(741)に聖武天皇は「国分寺建立の詔」を発しました。 「乙巳、詔曰、朕以薄徳、忝承重任。未弘政化、寤寐多慙。」私は徳の薄い身であるのに、天皇という責任の重い地位につかせていただいています。しかし、民を導く良い...
軽部川を渡る橋の脇に軽部神社(乳神様)と書かれています。乳神様。ちょっと衝撃的です。 歴史は相当古そうです。説明板には次の歴史が書かれていました。 古そうな石鳥居をくぐって進んでいくと社殿です。 中を覗くと、賽銭箱の前に...
鬼ノ城サイクリングの帰り道、吉備路を走っていると「栄西禅師生誕の地」という看板を見つけました。 栄西禅師とは鎌倉時代に臨済宗を興した僧で、お茶を日本に広めた人です。 岡山の生まれだとは知りませんでした。 栄西禅師生誕地は...
岡山県総社市にある鬼ノ城に行きました。鬼ノ城は標高400メートルの鬼城山に築かれた古代山城です。7世紀中ごろ(天智2年/663年)の白村江の戦いに敗れた大和朝廷は、唐の侵攻に備えて各地に城を築きました。しかし、鬼ノ城は古...
津山市院庄の作楽神社を訪問しました。 隠岐島へ護送される後醍醐天皇を忠臣・児島高徳が救い出そうとするエピソードが太平記にあります。後醍醐天皇を励ますために児島高徳が桜の木に「天莫空勾践時非無范蠡(天勾践を空しゅうすること...
岡山県の北部、久米南町にある誕生寺は、浄土宗の元祖・法然上人がお生まれになったところといわれています。この寺の由緒にはいくつかの説があるようです。 誕生寺のホームページにある住職の挨拶によると、法然上人が帰郷したという記...
津山市鶴山にある津山城は江戸初期の元和2年(1616)に完成した平山城です。築いたのは初代津山藩主・森忠政です。 森忠政は本能寺の変で討ち死にした森蘭丸の弟です。森家は蘭丸を始め、ほとんどが戦死しています。 父・森可成:...
ゴールデンウイークに岡山城と後楽園を訪問しました。 岡山城 宇喜多直家が本拠地にしたことにより始まったとされる岡山。直家の子・宇喜多秀家によって岡山城が築城されました。完成は慶長2年(1597)といわれています。岡山とい...
藤まつりが開催されている和気神社におまいりしました。 和気神社では和気清麻呂公だけではなく、清麻呂公の先祖様、ご家族がお祀りされています。最も古い神様は鐸石別命(ぬでしわけのみこと)。鐸石別命は第11代垂仁天皇の第5皇子...
「鷺の湯」と呼ばれる湯郷温泉。貞観2年(860)、作州行脚をしていた慈覚大師円仁が薬師如来の化身に導かれ、白鷺が湯浴びをしている温泉を発見したと伝えられています。泉質はナトリウム、カルシウム塩化物泉で、消化器病、神経痛、...