幻住庵
「石山の奥、岩間のうしろに山あり、国分山といふ」で始まる幻住庵記。芭蕉最高の俳文と評されています。 元禄2年(1689)3月に江戸を発った芭蕉。8月にむすびの地・大垣に到着し、約150日間の奥の細道の旅を終えました。その...
「石山の奥、岩間のうしろに山あり、国分山といふ」で始まる幻住庵記。芭蕉最高の俳文と評されています。 元禄2年(1689)3月に江戸を発った芭蕉。8月にむすびの地・大垣に到着し、約150日間の奥の細道の旅を終えました。その...
木曽義仲(源義仲)と松尾芭蕉の墓がある義仲寺におまいりしました。 木曽義仲こと源義仲は源頼朝のいとこにあたります。しかし、義仲の父・源義賢と頼朝の父・源義朝は敵対関係にあり、父・源義賢は義朝の長男・義平に討たれています。...
京都一乗寺にある金福寺に芭蕉庵とか与謝蕪村の墓があるというのでおまいりさせていただきました。金福寺は貞観6年(864)に慈覚大師円仁によって創建された寺です。江戸元禄時代に鉄舟和尚が再興。松尾芭蕉が鉄舟和尚を訪ねて親交を...
源氏物語の主人公・光源氏が住んだという現光寺に行ってきました。源氏物語はフィクションなので、その主人公が住んだ場所は実際にはありえませえん。しかし、須磨が観月の名所だったこと、平安時代初期の歌人・在原行平が須磨に住んでい...
青春18切符を買い、敦賀まで行ってみました。姫路〜敦賀は2022年7月時点で最長の鈍行列車。新快速で約3時間。敦賀に到着です。 都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと) 駅から出て、街の方へ歩いていくと、武人の恰好をした人物像が...
関ヶ原に牛若丸(源義経)の母常盤御前の墓がありました。源氏の武将・源義朝との間に今若(阿野全成)、乙若(義円)、牛若(源義経)の3人を産みました。平治の乱(1160)に破れた源義朝は逃亡の途中に討ち取られ、3人の子供はそ...
松尾芭蕉は奥の細道の旅を大垣で終えました。芭蕉は大垣には4回訪れています。貞享元年(1684)「野ざらし紀行」の旅が初めての訪問。2回めが「笈の小文」の旅。3回目が「奥の細道」で、最後は元禄4年(1691)に江戸へ帰る途...
敦賀の氣比神宮におまいりしました。主祭神の氣比大神は神代の時代からこの地におられた神様。大宝2年(702)、神社が造営され仲哀天皇、神功皇后が合祀されました。また、日本武命、応神天皇、玉姫命、武内宿禰命の四柱神がを四社之...
松尾芭蕉は延宝8年(1680)日本橋から深川に引っ越し、小さな庵で住み始めました。芭蕉が住んだ庵では門人から贈られた芭蕉の株が育ちました。それまでは「桃青」という俳号でしたが「芭蕉」に改めます。旅先の大阪で亡くなる元禄7...
北陸ツアーの第2弾で、平泉中尊寺におまいりしました。 中尊寺は嘉祥3年(850)、慈覚大師円仁によって開かれました。慈覚大師円仁は平泉の中尊寺と毛越寺、松島の瑞巌寺、山寺立石寺を開いています。この四寺を巡るのは四寺廻廊と...