姫路風土記の里巡りで、播磨国分寺跡を訪れました。
残念ながら当時の建物は何も残っておらず、塔の基壇、礎石と築地堀が復元されています。
案内板の説明によると、「三町四方の境内に七重の塔、金堂、講堂が建ち並び、大国播磨にふさわしい堂々たる寺観を誇っていた」といいます。
本当に広いです。この敷地全体にお寺が建てられていたと考えると、すごかったと思います。
伽藍のあと(礎石)が復元されています。
国分寺を建てた聖武天皇の碑があります。
※聖武天皇 奈良時代の天皇(生没年:701〜756) 仏教に帰依し、大仏造立、国分寺・国分尼寺の建立を行った。
※国分寺・国分尼寺
天平13年(741)聖武天皇の詔により国ごとに国分寺、国分尼寺も設置が決められた。
これは仏法の加護により、国家の平安を祈念するのが目的だった。