風土記の里・須行名サイクリング

伊和神社の向かい側に道の駅「いちのみや」があります。
そこに須行名(すぎょうめ)マップという看板が出ていました。

このマップで紹介されているのは伊和神社を含めて5箇所です。

名畑の流れ橋

揖保川に架かる木造の橋。大雨で川が増水すると落ちるが、その都度、住民総出で架け直される。木製の橋桁を丸太で挟み、互い違いに組み合わせた流れ橋は「コロとロープ」を使った架け直しの工法とともに国内でも類例が少なく珍しいものです。
 須行名マップより

写真のように揖保川に板を並べて橋にしています。鮎釣りに使われている橋のようですが、うまいこと考えられています。⇒ 名畑の流れ橋

名畑観音堂

楼(軒下)に吊られた梵鐘は、鎌倉時代末期の武将、新田代義貞が国司となった時に、国家安穏、家運隆盛を祈念して、伊和神社に寄進したものと伝えられる。
第二次世界大戦下の物資不足のなかでも供出を免れ、現在は宍粟市指定文化財(歴史資料)になっています。
 須行名マップより

鎌倉幕府を滅ぼした武将・新田義貞が播磨にいたことは知りませんでした。
名畑観音堂

一つ山古墳

宍粟市内では珍しい平野部にある古墳です。直径22メートルの円墳でお椀を伏せたような形状から、一つ山古墳と名づけられたと伝えられる。
築造は古墳時代中期末と推定され、現在は兵庫県指定文化財(史跡)になっています。
 須行名マップより

田んぼの中にポコンと丸い形の小山がありました。かわいらしい形の古墳でした。
一つ山古墳

伊和神社

古くから、播磨国一宮として農・工・商業などの産業の神、縁結び・病気平癒の神として信仰されています。
社叢(森の広さ)は、現甲子園球場の1.5倍の広さを誇り、境内はまさに幽玄の世界です。
 須行名マップより

播磨三大社の一つです。境内の鶴石はパワースポットです。
なにより境内の森がすごいです。本当に神様がいるような感じがしました。
伊和神社

産霊神社

日本書記」などの神話に登場する、ヤマタノオロチ退治で有名な英雄スサノオノミコトなど7柱を祭神とし、火難除け・災難除け・
五穀豊穣・産業隆盛・無病息災などで信仰されています。
 須行名マップより

伊和神社から自転車で10分程度のところにあります。お祀りしている磐裂神(いわさくのかみ)はは磐をも刺し裂くほどの御稜威があり、万物を生みだす神様です。
産霊神社